デッキレビュー momoken




最初に謝らせて下さい御免なさい。
此処では第二回マーリン杯優勝を飾ったハムスター・ハムスターさんの使用デッキ。
momokenを考察して行きます。
デッキレシピ










此のレシピは最後の対戦?の時使ってたらしく大会では何枚か入れ替えて使用していたらしい。
ハムスターさんが投稿された対戦動画の中に落雷や死の収穫、戦場のマッドゴーレムを使用する場面があるのは其の為。



考察
先ず最初にデッキ枚数の話をしようと思う。
見て分かる通り此のデッキは100枚のカードによって構築されている。
昨今のカードゲームはじゃんけんやダイスロール等運によって先手後手を決める物が多いがアヴァロンはそうでは無い。
デッキ枚数が多いプレイヤーが先手を取れると言う極めて珍しいルールで構築枚数を考えさせられる面白いものだ。
此れは実物のカードを用いないDTCGならではのシステムと言えるだろう。
そして此のゲームでは40〜100枚のカードを組み合わせて初めてデッキとして対戦で使用出来る。
詰まり相手のデッキ枚数は61通りある訳だが100枚から先手を取るには100枚を使用し、且つ1/2の確率に打ち勝つ必要がある。
実に121/122%の確率を以てして此のデッキは相手から先手を奪い取る訳だ。
さて、大概のカードゲームは先手有利と言われる事が多いのだが其れは此のゲームも例外では無い。
先んずれば人を制すとは良く言ったものでがら空きの場へ妨害能力を持つカードを置く事は其れだけで相手にプレッシャーを与える事が出来る。
此の時に相手が取れる選択肢は妨害札を取り除くか、ターンを終了して明日に希望を抱くかの二択である。

勝ち筋の話。
此のデッキは相手からカードアドバンテージを奪い相手を息切れさせる事を目的としている。
ぼろ雑巾の様になったら相手を徹底的に叩きのめす所謂盤面をコントロールするデッキだ。
其の為除去が此れでもかと言わんばかりに採用されている。
此処で各カードがどういった役割を担っているか紹介しよう。
除去しない限りは恒久的除去として機能する生けるバリスタ弓兵二種。
彼等は主に


等低防御力を墓地の肥やしとする為に極めて有効な能力を持つ。
小型を複数採用するデッキは射撃だけで沈黙する事も多くそう言ったデッキの対応には苦労しないだろう。

次に彼等四足歩行動物だ。



えっ私達は!?
アヴァロンでは基本的に前衛に存在しないモンスターを攻撃対象に取る事は出来ない。
が進撃持ちは条件付きで、突破持ちは無条件で前衛では無いモンスターを攻撃対象に取る事が出来る。
さて先程デッキ枚数の話をしたが此のデッキが先手を取れる可能性は極めて高い。
彼等を最速で場に置く事で、一部のモンスターは極めてプレイし辛い状況に陥る事に成るだろう。

運ゲーを絶対に許容しない意志が感じられる。
そして此の二枚のカードは上記のカードと組み合わせる事により


等大型さえ屠る事が可能だ。
上述したカードはデッキの中核を為すカードと言えるだろう。
他のカードも見てみよう。

先ず先制持ちは強いと言うのは周知の事実である。
其の攻撃力以下を持つモンスターとの戦闘で消耗無く一方的に叩き潰せるからだ。
彼等がいる限り回避能力を持たない低防御力モンスターを出す事は其れだけで憚られる。
消耗無くして攻撃を通せないからだ。


当時恐らく採用される事は殆ど無かった此の3枚は使い所を選ぶものの1枚で複数のモンスターを処理出来る。
暴動は未成熟のドラゴン、シルバーウルフ、森の妖精等の出し得モンスターが高い採用率を誇る環境に置いて極めて強力だ。
又鴨である森の妖精との相性も非常に良い。
火の海とガルゲンメンラインは自分にも被害が及び即効性も無いが全体除去として機能する上、色の制限も緩い。
何より魔法耐性を貫通すると言う利点を持っている。

上述した全てのカードが小型、中型を主軸とするデッキに対して極めて効果的である。
其れ等を採用するデッキに対しては必勝に近い勝率を叩き出せるだろう。

さて、次は手札除去魔法を見て行こう。

先ず知って貰いたいのは左側2枚は同じ様な効果でいて実は全く役割が違う事だ。
謎かけはどちらかと言えばターンを稼ぐ軽量の嫌がらせとしての役割が大きい。
黄色魔力1つで撃てる為展開しながら相手の動きを1ターン遅らせたい時等に重宝する。
尤も此のデッキでは忘却が役割を遂行する前に使う事も多いが…。
一方忘却はマストカウンターと呼ばれる通したら負けなカードを除去する為のカードだ。
あのカードが怖い…(一例)

と言った要所で相手の手札を処理する為に使うのが理想的。
又水盤が無い場合の記憶喪失の魔力源としての役割もある重要な一枚と言えるだろう。
そして記憶喪失は盤面を取り安い此のデッキでは発動の機会が多く、以後の一方的な展開を約束してくれる。

対応されなければ死の淵へ追い込める記憶喪失は苦手とする相手への必殺と成り得る、此のデッキでの役割が大きい故の採用だろう。
魔力源としても回復源としても矢張り水盤は可笑しい。



さて粗方紹介したがでは紹介されてない他のカードはどんな役割を担っているのか説明しておこうと思う。

魔法石の壁は文字通り壁としての役割と、相手より先にカードをプレイする為の魔力発生源としての役割がある。
コスト1で召喚出来る為、地上主体のいまわウィニーに対して極めて有効なカードと言えるだろう。
又臆病風のトリガーとして此のデッキでは最も軽い。

臆病風は後述するキャントリップの再利用、防衛剥し等に使われる。
稀ではあるが使用後モンスターを出し戻してから記憶喪失する事もあり、相手に絶望をを味わわせる事が出来るだろう。

アイテム対策モンスターだが暴れ牛は攻撃的で、石猿は防衛向きだ。
此の類いのモンスターはアイテム破壊する以外に前衛召喚前衛継続のデメリットを持つ効果無しである事が多い。
然し先に紹介した前線の騎士を含んで此の3枚は類を見ないメリット能力を持っており、アイテム対策モンスターとしては抜きんでている。
因みに此のデッキではアイテム対策モンスターが12枚採用されており確率的に大体9枚に1枚は引ける算段だ。

出し得肉壁である。
MTG(Magic: the Gathering)ではキャントリップと言うらしい。
臆病風で戻されたりもするしこれ等に関しては今更言う事も無いだろう。

幽霊の壁登場からあらゆるデッキに出張する万能除去。
射撃で防御力4点まで、組み合わせ次第で大型さえ消し炭に出来る。

私が此のデッキで一番採用された理由に疑問を持ったカードである。
正直此れが必要だったのかは分からない、落雷で良いのでは無いかと言うのが個人的な感想。
最後の対戦がワンキルデッキで其れの為に採用したのかと思っても矢張り落雷で良いと思った。
得られる利点は相手の天使を一方的に殴れる、魔力がいらないのでルーンで何時でも回復出来る。
白虎が小型相手に消耗しない等だろうか。

実はパワーカードであるのだが殆どのプレイヤーに見向きもされなかったカードだと思う。
肉壁件ワンキル対策に成る上暴動の魔力源としても活躍為される。

最も期待される役割はドラゴンストッパー。
邪魔な場合はゆっくりと弓兵で射抜かれる事に成る。



此れでデッキに採用されていたカードは全て紹介したが一応動画内で使われていたカードについても言及して置こうと思う。

ランダムではあるが総魔力2で出せる唯一の4点除去。
大型以外には此れを撃つだけで即座に相手のモンスターを処理出来る優秀なカードだと思う。

鹿の色違いで色が散らばっている以上此れを出すと天使や前線を出せなくなる可能性がある為か最後の対戦では抜かれていた様だ。
暴動の様な特定色複数を要求する白魔法を採用している訳でも無いので対アグロを重く見る訳では無いなら抜かれるのも当然か。

本来アグレッシブなデッキに採用される強力なモンスターで確かに強い。

より攻撃的に行きたい場合や上記のデッキを憎く思うのなら採用すると言った所か。


コントロール対決で相手を絶望させるカード。
大会当時上位は殆ど超攻撃的なデッキで此のカードが十分な役目を果たす前に決着するか相手が息切れするかであった。
序でに言うと同型の対応合戦も無かったと思うのでやっぱりそんなに仕事出来る環境では無かったと思う。



紹介した通り一瞬有利を取られたらゲームエンドが有りえる上主要なデッキの対策も幅広く積まれていて殆ど隙が無い。
結果を出している事からも分かる通り研ぎ澄まされたコントロールの到達点と言えるデッキだろう。
余談だが100枚デッキ、其れとコントロールを重視したデッキが優勝したのは私が知る限りは第二回マーリン杯が初めてだ。




















最後に
此のデッキへの勝利手段を知っている方は至急サイト管理者まで連絡をお願いします。
2016/05/27